誰かが亡くなった知らせを受けたら、
通夜や葬儀の駆けつけるのが一般的です。
しかし時にはその参列に対してご遺族から拒否されてしまう事もあります。
どんな場合でも参列できると思っていると思わぬ対応によって慌ててしまったり困ってしまう事もあるかもしれませんが、
正しく対応する為にも拒否された場合はどうすれば良いかを予め知っておきましょう。
拒否されてしまう理由はその時によって違います
こちら側としてはどうしても見送りたいという気持ちがあるかもしれませんが、
この場合はご遺族の気持ちを尊重しなければいけません。
来ないで欲しい、
帰って欲しいと言われたら、
そこでごねてしまうのは良くありません。
その意志を尊重して、
無理強いする事無く戻りましょう。
ただ亡くなった人を見送りたい、
とむらいたいという気持ちが自分の中でなくなるわけではありません。
そういう場合は後日
香典を持参して良いかだけは
聞いておきましょう。
それを聞く時間すらない状態の場合は、
無理に聞く事無くその場は静かに戻る事が重要です。
また香典に関しては自宅に戻ってからすぐにどうしたら良いかと聞きたくなってしまうかもしれませんが、
ご遺族はとても疲れています。
出来れば葬儀から数日後に電話等で連絡しましょう。
その時に再び拒否されたら、
その場合も無理強いをしては良くありません。
もし後日であれば大丈夫だと言われた時は、
なるべく先方の予定を聞いて都合の良さそうな時に香典を持参しましょう。
またその時は喪服で行くのではなく、
黒っぽい服装であればそれほど問題はありません。
ご遺族との関係が今後どうなっても良いと思っている場合は自分の気持ちを尊重して強引に葬儀に参列する事もできます。
ただそれはご遺族に対しても迷惑だし、
何より故人に対しても良くありません。
故人を静かに見送りたいと思うのであれば、
もし葬儀の参列で拒否されてしまったらあれこれ詮索する事無く挨拶だけして静かにその場を去りましょう。
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