ご家族がなくなり喪主になった場合、
何をしなければならないか、
お礼などはどうすべきかなど、
悩むことがあるでしょう。
一生の間に、
そう何度も経験することではないため、
人に聞いたり、
調べたりすることも必要かもしれません。
喪主としてすべきことは、
亡くなった方の知人や友人、
親せき、
職場などへの連絡、
僧侶に通夜や葬儀の依頼、
葬儀の打合せ、
通夜と出棺時の挨拶、
香典返し、
葬儀代の支払い、
死亡届の手続きなどがあります。
また、
葬儀が終わってからは、
相続の手続きをし、
法要などについても考えなければなりません。
よくわからない場合には、
遠慮せずに葬儀社のスタッフや、
親戚で喪主を経験した人などに相談して進めるのが良いでしょう。
一番困るのは、
告別式での挨拶ではないでしょうか。
決まった形式などはないのですが、
遺族を代表して参列者へ感謝の気持ちを伝えるわけですから、
ある程度、
話す内容を抑えておく必要があります。
喪主と亡くなった方との関係や、
亡くなり方などによっても挨拶の内容は違ってきます。
例えば、
親を見送る場合、
妻を見送る場合、
子供を見送る場合などもあるでしょう。
大往生である場合、
急逝した場合、
事故などで亡くなった場合でも、
話す内容は違うはずです。
亡くなった人の最期の状況や生き様、
参列者へのお礼などを、
できるだけ簡潔に話すことができるようにしたいものです。
まずは、
参列いただいたことへのお礼、
葬儀が滞りなく終えることができたことを報告します。
その後に、
亡くなった人がお世話になったことへのお礼、
亡くなった人の人柄やエピソード、
亡くなった時の状況などを述べます。
最後に喪主をはじめとする家族との変わらぬお付き合いや指導を願う言葉を述べ、
最後に再度、
お礼を述べます。
葬儀などの関連サイトや書籍などもありますので、
例文などを参考にしても良いでしょう。
要点などをメモしておいて挨拶をしても構いません。
上手く喋ろうとする必要もありません。
一番大切なことは、
あまり長々と話すことなく、
参列者へ心からの感謝をこめて挨拶をすることです。
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