母が認知症で施設に入り、体調を崩してしばらくしてから、昨年12月の年末近くに亡くなりました。

私達子供は遠くの離れた所で生活していて、母が認知症で施設に入所してからの実家は6年近く空家の状態でした。

ある程度の覚悟と準備はしていましたので、最初はそれほど慌てませんでしたが、葬儀を行う上で困ったことがありました。

まず病院に着いて儀礼的なお悔やみを言われてから、最初に言われたのは「ご遺体はどうされますか?」です。

病院で一晩は保管するのか、実家に一時的に帰るのか、葬儀会社の安置所に移すのか、の3択で、すぐに決めなければなりませんでした。

私の場合は葬儀会社は事前に予約していたので、母が認知症になってから空家になっていた実家よりも、葬儀会社に連絡してそこの安置所にしました。

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母には火葬してお骨になってから実家に帰ってもらって、実家の御仏壇でしばらく過ごしてもらいました。

葬儀会社は決っていましたが、葬儀の様式(規模)をすぐに決めなければなりませんでした。

状況としては、年末の押し迫る時期で、葬儀への母の意思は認知症で確認できず、親族はいるものの、高齢(91歳)のために友人・知人が皆無に等しいということです。

こちらの事情と葬儀会社の薦めもあり、地元の親族に連絡しただけで、「火葬式」という一番小さな葬儀にしました。

会葬者が非常に少なく、時期的にも繁忙期であり、ごく限られた近親者のみで静かに行う火葬式で、結果的には良かったと思います。

遠方の親族には年明けに「寒中見舞い」という形で、母の亡くなったことと葬儀を地元の限られた近親者のみで行ったことを知らせました。

実家のご近所には葬儀後に母が亡くなったことを挨拶してまわりました。

次に困ったことが、葬儀会社から「どこか先祖代々の菩提寺はありますか?」と聞かれたことです。

それによって仏教の宗派が分かり、戒名やお経の種類が決まるということです。

私は葬儀会社さえ決めていれば、すべてやってくれると勘違いしていました。

父はもう40年以上前の私が若い時に亡くなったので、その時の記憶がまったくなく、親戚の従妹に聞いてようやく分かりました。

何事も経験してみないと分かりませんが、葬儀は葬儀会社を決めるのだけが事前準備ではなく、それ以外にも事前に調べたり決めたりしておくことがありますね。